いよいよ2周目もラストに迫りました!これが最終回になります。
2月14日バレンタイン。この日は早起きして手作りの本命チョコを作った。もう慣れたもので、3年も作っているおかげでチョコの出来は完璧だった。(溶かして固めただけのチョコより高級チョコをあげるべきでは?というのはさておき)色サマは話しかけた時点でチョット期待したような顔をしていた。気合を入れて作ったチョコを渡すと「ありがとう、大切にするよ。」と言われた。いや食べて!?ケドすっごく喜んでくれたみたい。
ついに受験の日。私は一流大学を受験することにした。今まで有沢さんと勉強頑張ってきたから学力は十分。色サマに見合う知的な女性になるために頑張ってきたから大丈夫。不安はない。
受験後最初の休日。色サマとデートに行った。もう残りも片手で数える程度。
そしてついに卒業式当日。長かったような短かったような、夢のような3年間についに終止符が打たれた。涙もろい私は理事長のスピーチで涙腺がやられてしまった。はばたき学園の卒業式ではばたけ!!って締められたら泣くだろ。「今日でこの学園ともお別れか…。3年間…。本当にいろいろなことがあったな…。やっぱりちょっと寂しいな…。」と校舎を回って思い出と感傷にひたってると教会までたどり着いた。よく見ると鍵が開いてるみたい。
鮮やかなステンドグラス。
差し込む太陽の光が教会を照らす。
そして教会に現れたのは色くん。
「ここにいたね。キミを探しに来たんだ。」
「キミはボクの太陽なんだ。」
「だから聞かせて欲しい。ただ一言…ボクを愛してると…。」
切実に告白する色くん。そんな、私の答えはもうとっくに決まってるというのに。迷わず答える。
「わたし、色くんを愛してる」と。
「ボクはその言葉を聞くために生まれてきたんだ。」
「愛してる。キミを愛してるんだ!」
そして迎えたエンディング。誰とも結ばれずに終わってしまった1周目が嘘みたいに黒板に書き込まれていく言葉の数々。そして真ん中には大きな相合傘。そこには仲良く並ぶ私と色くんのイラストが。
終わってみるとほんとに達成感がすごい。やってやったぜ感。美術室に通った日々も美を磨いた日々も無駄じゃなかった。ありがとうときメモ。ありがとう色サマ。
ひとまず2周目が終わりました!次回からは別のキャラの攻略に命かけます。
これで終わり!ちゃんちゃん