ー前回までのあらすじー
色サマと結ばれるコトを夢見る乙女 私。色サマに見合う女性になるため芸術で感性を、勉強で知性を高める毎日。ケドそんな私を好きになったのは色サマじゃなくてまさかの理事長だった！？その後色サマと進展もなく迎えた卒業式。そこには誰も現れることもなく尽ENDで終了………。次こそは！と意気込んで私は2周目を走り始めたのであった…。
ということで始まりました2周目。過去の恋愛を悔やんでる暇はありません。切り替えましょう。といってもコレもまだ回想です(笑)今は2年目の2月まで進んでるからそこまでをまとめていきたいと思います。
2周目で登場したキャラは葉月、守村、色サマ、日比谷、氷室、天之橋、蒼樹、天童の8人。女友達は有沢、須藤の2人。2周目も鈴鹿とは出会えなかった…
芸術パラ上げは必須だから須藤さんを避けては通れないっぽい。前回は須藤さんと色サマがいい感じになってるところを見せつけられて鬱ENDだったから今回それだけは避けたい…。須藤さんとは付かず離れずで放課後も一緒に帰ったりはしないで必要最低限の関わりだけ保つようにしよう…。
1年目は基本全員の好感度が低い。1周目ではぐいぐい行き過ぎて色サマに引かれて大ショックうけたから(泣)たまにデートに誘ったり地味に関わりを増やしたりして距離をちぢめていった。
ココで1周目とは大きく違う点が1つある。
攻略サイトで情報を得てプレイしたことだ。
いや、負けを認めたわけじゃあない。カンニングをしたつもりもない。ただ1周目でわかってしまったのだ。自分の恋愛能力だけでは色サマを落とすことは不可能だと…。
諦めるのがはやかったかもしれない、もっとやれることはあったかもしれない。心の中の私も｢自分まだやれます！やらせてください！｣と叫んでいる。しかしこのまま自力でやってくとどうしても精神的にキツいものがある。大好きな色サマに哀れみの目で見られて時には直球で時には遠回しに暴言を吐かれている現状に耐えられなくなってしまった。
しかし色サマにも問題がある。毎回自分の言いたいことだけ言って口早に｢じゃあね！｣と去ってしまうのはいかがなものかと思う。待ってくれ、対話をしてくれ。せめて言い訳だけでも聞いてくれ。こうして大好きな彼を振り向かせたい♡という乙女のキモチはこうなったらもうどんな手を使ってでもこの男を落としてやるという執念に変わってしまったのであった…。
